名古屋コーチンへのこだわり

そもそも名古屋コーチンとは

　名古屋コーチンは、おいしい鶏の代表として知られる愛知県を代表するブランド鶏です。愛知県西部に住んでいた、尾張藩の藩士の努力の結晶として生まれた鶏の最高傑作とされています。実は正式な品種名は「名古屋種」という、日本の近代養鶏史の第一ページを飾る国産実用品種第一号に認定された｢名古屋コーチン｣は、明治時代から昭和30年代まで、愛知県の養鶏産業の発展とともに活躍してきました。1962(昭和37)年以降、外国鶏の輸入が始まって、飼育に手間のかかる「名古屋コーチン」は生産量が激減し、種の絶滅という大きな危機を迎えましたが、地鶏肉の生産という新たな展開からその危機を乗り越えて、再び活躍の場を取り戻しました。現在では、全国の鶏の中で最も知名度が高いブランド地鶏の一つとして幅広く定着し、国内外の多くの人々から愛されています。

　名古屋コーチン（名古屋種）の鶏肉の特徴は、肉質が弾力に富み、よくしまって歯ごたえがあり、「こく」のある旨みがあること。昔ながらの「かしわ肉」の味が楽しめます。かめばかむほど旨い、だからワンちゃんたちが飛びつくのです。

なぜ名古屋コーチンにこだわるのか

　なぜ名古屋コーチンなのか。それは、うちの仔が弱っていた時、さんざんいろんな食材を試して一番喰い付きがよかったのが名古屋コーチンだから。何がうれしいかって口にするものが少なくなっていたときに、名古屋コーチンを使ったら飛びつくように食べてくれたこと。

名古屋コーチン協会との協力

　Cricketeは一般社団法人名古屋コーチン協会に所属し、生産者さんと手を携えて事業に取り組んでいます。単に原料を納める、仕入れるという関係ではなく、作り手のこだわりを知り、それをお客様にまで伝えていきたい。そんな思いで生産者の皆様に関わっていきます。